豊胸手術:バッグ挿入法についてもっと知ろう!

豊胸手術のうち、今回は、バッグ挿入法についてもう少し詳しくご紹介します。


バッグ(人工乳腺)には、シリコンバッグをはじめ、生理食塩水バッグ、ハイドロジェルバッグ、CMCバッグ、コヒーシブバッグ、アナトミカルバッグ、アシンメトリーバッグなど、様々なものがあります。豊胸手術を受ける患者の要望に応じて、どれがよいか選べるようになっています。


まずシリコンバッグですが、豊胸手術用のバッグとしては最も歴史が長く、もともと世界各国で広く使用されていたバッグです。非常に柔らかい素材であり、挿入後も違和感のない自然な感触がその最大の特徴です。


生理食塩水バッグは、内容物に完全無菌処理を施した人間の血液と浸透圧の等しい濃度0.9%の生理食塩水を用いたバッグです。医療現場では頻繁に使用されています。コンタクトレンズの液と同じものですから、癌や自己免疫の異常を起こす心配はありません。しかし、感触がやや不自然であることと、内容物(生理食塩水)が漏れやすいことが、豊胸手術用としての問題点といえます。


CMCバッグは、仏アリオン社が開発した継ぎ目のないシリコン製のバッグです。CMC(カルボキシメチルセルロース)の組織構成がなめらかな動きを生み出し、従来のバッグよりも触感が進化しています。人間の乳腺組織にきわめて近い質感を備えています。しかし、内容物が流出すると、人体に不都合が生じるということが、豊胸手術用としての大きな問題点といえます。


コヒーシブバッグは、人工臓器などに使用されるシリコン製の極薄バッグに、米国FDA認可の安全性の高いシリコンが結合状態(寒天状)で入っていて、シリコンバッグやCMCバッグの短所を改善し、安全性を高めたバッグです。粘液状で漏れ出す恐れのあるシリコンやCMCに比べ、ある程度の硬さを持たせてあるので、万が一バッグが破損した場合でも内容物が漏れ出す心配はありません。


アナトミカルバッグは、重力で下に垂れるという乳房本来の形をしたバッグです。仰向けでは自然に流れ、立つとしずく状の形になる、より生体の動きにマッチし自由度が高いラウンド型タイプのバッグに比べ、立った時の乳房形状を優先したい豊胸手術の場合に威力を発揮します。


アシンメトリーバッグは、フランス厚生省とEUが認可した初の乳腺下専用豊胸バッグです。人間の胸は左右で形が異なりますが、従来のバッグは左右同じ形でした。アシンメトリーバッグは、自然な胸の形を忠実に再現するため、左胸と右胸で形の違うアシンメトリー(左右非対称)を初めて採用したものです。右胸用と左胸用があり、あらゆる角度から見ても自然な豊胸を実現するものです。

豊胸手術:バッグ挿入法でグラマーなボディに!

豊胸手術とは、整形手術の1つの類型で、乳房の中に詰め物を入れてバストアップさせるというものです。


ですので、エステなどのクリームを使ったバストアップトリートメントや補正下着で周りのお肉を集めてボリュームアップすることと、豊胸手術とは、根本的に異なるものです。


豊胸手術には、大きく分けて2種類、ヒアルロン酸注入も含めると3つの種類があります。


1つ目は、「バッグプロテーゼ」(略してバッグ)と呼ばれる人工乳腺を挿入するバッグ挿入法です。


2つ目は、自分の体の余分な脂肪を乳房に注入する脂肪注入法です。


そして3つ目は、メスを使わない豊胸手術として話題になっているヒアルロン酸注入法です。


バッグ挿入法とは、ワキの下、乳輪部、乳房下のいずれかを切開し、人工乳腺を挿入してバストアップさせる豊胸手術です。バッグ挿入法、人工乳腺法、インプラント挿入などさまざまな呼び方があります。


日本では、ワキの下のしわに沿って数センチ切り、バッグを挿入するのが一般的です。


挿入するバッグは、耐久性が向上しているので、日常生活の中で破れることはほとんどありません。万が一破れてしまっても、人体に悪影響を及ぼすものはほとんどないといえます。


細かい単位でバッグのサイズを指定できるので、自分の思い通りの大きさのバストにすることができます。気になる術後の傷跡も、時間の経過とともに段々と白い線になり目立たなくなります。


バッグといっても内容物や形状によってさまざまなものがあるので、医師からしっかりとアドバイスを受け、自分に最も適したものを選ぶことが、豊胸手術を成功させるためには何よりも重要となります。

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